やけど(熱傷)の湿潤療法

  • 創傷の湿潤療法に関しては以前に紹介したことがありますが、熱傷にも、それに準じて湿潤療法も施行しています。
  • 最近、熱傷に湿潤療法にて良好に経過した症例を経験したので、家族の同意を得て、紹介します。
  • 乳児で、熱湯により下腿から踵にかけての熱傷(II度)を受傷しました。
  • (タイトルをクリックすると続き、および画像がでます。)
  • 救急外来にて、軟膏+ガーゼ処置の初期治療を受けたそうです。
  • その後、知人に湿潤療法を紹介され、当院となりの駅前ドラッグでプラスモイストを購入し、すでにそれで熱傷を覆って初診しました。
  • 救急外来でガーゼはくっつくため交換するとき痛がると説明があり、お湯につけて苦労してガーゼを剥がして、プラスモイストで被覆したそうです。
  • 初診時には水泡が破れていました。特に消毒はせず、またプラスモイストで被覆し、浸出液の量によって一日一回または二回自宅にてプラスモイストの交換を指示しました。入浴は制限せず、入った後にまたプラスモイストで被覆してもらいました。
  • 一週間後には破れた水泡はなくなり、熱傷で浸出液が出ている部分は縮小し、四週目に治癒しました。
  • このように湿潤療法は処置のときに痛みがない治療法です。
  • 2016/3 別件で受診。やけど受傷5年後の写真を撮影しました。痕はほとんどわかりません。

初診時

一週間後

2週間後

4週間後 治癒しました

5years-past

やけど受傷5年後

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