腰痛診療ガイドライン2012より

  • 腰痛診療ガイドライン 日本経済新聞12月31日社会面
  • 腰痛診療ガイドラインより 日本整形外科学会/日本腰痛学会
  • 腰痛診療指針のポイント
    • 原因の明らかな腰痛と、明らかではない非特異的腰痛とがある
    • 発症と慢性化には心理社会的要因が関与
    • 安静は必ずしも有効な治療法ではない
    • 問診と身体検査で、重篤な脊椎疾患が疑われる腰痛と神経症状をとおなう腰痛、非特異–的腰痛を分類する
    • 画像検査をすべての患者に行うことは必ずしも必要でない
    • 手術以外の治療で改善しない場合は画像検査を推奨する
    • 慢性腰痛には運動療法が有効。発症から4週間以上の腰痛に認知行動療法は有効。
  • 策定委員会矢吹教授のコメント
    • 患者が望むこともあり、現状では約8割で画像検査をするが、画像で原因がわかることは実は多くない。骨に加齢で起きている骨や神経の変化を画像で患者に示して「だから状態が悪いんだ」と思い込ませるのは逆効果だ。慢性腰痛では、深刻に考えすぎて安静にするよりも、体を動かしたりほうが症状が軽くなる可能性が高い

院長のコメント

当院では万歩計による一日の歩数で運動量を評価しています。「万歩計を一日つけっぱなしにして、寝る前に数字を書いてもってきてください」。この方法は非常に簡単にできる運動量の評価と思っています。「かなり、動いているのに数字が上がらない」と仰るかたがいます。万歩計の故障を考える前に、すり足になっていませんか? 運動量が落ちると、体が上下せず、万歩計が動きを感知しません。その場合は靴下に引っ掛けるように指導しています。これならすり足でも万歩計の数は上がります。(ただし腰につけるより数が多くなります。)「ーーーだから、歩けない。歩く時間がない」とう言う方、「できない理由を考えるのでなく、できる理由を考えましょう(川口淳一郎)。」始めは家のなかで足踏みから開始してもかまいません。「じゃあ、私は何歩あるけばいいのですか?」と質問される方がいます。目標の歩数は、年齢や個人社会背景があり、一律に決まりません。十年前のあなたの体力に見合った歩数ではありません。概ね年齢平均を目指しましょう。また、「足るを知る」という考え方も大切です。まずは、「やりたいことと、やっていることを一致させることです。(院長)」。手始めに運動量を客観的に評価しましょう。「強い者、頭の良い者が生き残るのではない。変化するものが生き残るのだ(ダーウィン)」 変化を起こして見ませんか?

広告

About this entry