週刊文春連載 腰痛治療革命

週刊文春の4月4日号より、腰痛治療革命というタイトルで連載が始まっています。慢性の腰痛に悩まされている方には、 示唆に富む情報が満載ですので、 ご一読をお勧めします。以下に一部を抜粋します。

  • 第一回(4月4日号)痛みは心から?まず自分のタイプを知ろう
    • 腰痛の新常識1 腰痛のほとんどは、はっきりとした原因がわからない
      • 骨関節の構造異常が神経痛の原因とはいいきれない
      • 痛みや原因にこだわり過ぎることが、かえって腰痛を悪くしている可能性がある
    • 腰痛の新常識2 腰痛に長期間の安静は禁物
      • 腰痛治療の第一の肝は、痛みの悪循環に陥り、慢性になる前に、腰痛を治してしまうことなのだ。腰痛になっても、出来る範囲で体を動かすこと。これが腰痛治療の肝心要といえよう
    • 腰痛の新常識3 慢性の痛みの苦しさは、こころが影響している可能性がある
      • からだの痛みとストレスなどの不快情動は、最初は別のものとして認識されるが、脳では次第に両者が混じりあい、区別できなくなる
  • 第2回(4月11日号)心を鍛える「認知行動療法」
    • 痛み以外のことを目標とし、「できないこと」より「できること」を評価することで、行動範囲を広げていくこと。これが重要なのだ。
    • 慢性腰痛患者の痛みの捉え方の特徴。完璧主義の人、全か無かで中間のない人、痛みに固執している人が多いのが特徴です。
  • 第3回(4月18日号) 痛みを制する「トリガーポイント注射」
    • 骨だけでなく筋肉に注目する
    • 「痛みのとらわれ」から脳を開放する必要がある
    • 自分で動いて治すという姿勢が必要
  • 第4回(4月25日号) 脳を変えるためのリハビリ法
    • 慢性腰痛の患者さんの脳は、痛みばかりで占められ、本来の働きを奪われてしまっています。つまり、脳のプロブラムが変化して、ちょっとした痛みに敏感に反応するようになってしまっているのです。したがって、痛みから解放するには、脳のブログラムを書き換えて、本来の働きを取り戻してしまう必要があります。そのためには、脳が意識を集中しないとできないような運動をすることが大切なのです
  • 第5回(5月16日号)代替療法の賢い使い方
  • 第6回(5月23日号)椎間板ヘルニアはまず保存療法を
    • 脊椎の手術は決して簡単ではない。一定のリスクがあることを理解した上で、患者は手術を受けるべきだろう
    • 椎間板ヘルニアは手術しなくても、はみ出した部分が縮小・消失するなどして、三ヶ月後には約8割が自然に治る
    • 椎間板ヘルニアは悪性の病気ではありません。手術の条件に当てはまるか見極めて、手術するかどうか決めるべきです
    • 「完璧に痛みを取りたい」と思う人か、「日常生活に支障がない程度に改善すれば良い」と考える人かで、術後の満足度も違ってきます。それを理解しないまま手術すると、トラブルになりかねません
    • 手術の短期的な成績は保存療法に比べて優れているが、長い目で見ると保存療法と変わらないというデータが出ています。その結果、欧米では椎間板ヘルニアの手術はかなり減りました。欧州の診療ガイドラインには、手術は保存療法を二年行っても改善しないか、激しい痛みが続く患者に限るべきと書かれています。
  • 第7回最終回(5月30日号)後悔しない手術の受け方
    • インターネット情報の鵜呑みは危険
    • 画像上ヘルニアがあっても、症状の出ない人は多い。同様に年をとって腰が曲がっても、痛い人と痛くない人がいるそうだ。腰痛のメカニズムは複雑で、わからないことが多い。手術は痛みを劇的に改善させる切り札になりうるが、条件に合わないのにしてしまうと、症状が悪化する危険性もある。それだけに、何が最善の選択なのか、医師と一緒によく吟味してほしい。
    • 佐竹さん 腰手術後のさまざまな痛みを治す会
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