「心と体のストレス対策で腰痛は治る」 (日経ヘルス 2014 11月号)

  • 日経 Health (ヘルス) 2014年 11月号p50-54 に腰痛の有用な記事がありましたので、以下に要約を記します。

  • タイトル「心と体のストレス対策で腰痛は治る」

  • 腰痛の発症に関連する要因 過去の腰痛歴、持ち上げ動作が多い、職場の対人関係ストレス

  •  腰痛の慢性化に関係する要因 仕事の満足度が低い、体のストレス症状、腰痛で苦しんだ家族がいる

  • 家族歴が影響するのは遺伝的に腰痛を起こしやすい体質があるとも考えられるが、腰痛が恐怖を伴う記憶になっていることも大きい

  • 腰痛に対する恐怖や不安があると腰を大事にしすぎる。その結果、かえって痛みが長引き、治りが悪くなる

  • X線検査を行うと椎間板の老化などが映ることがあるが、形態の変化と痛みの強さは必ずしも一致しない

  • 痛みを完全にとろうとこだわるのは、とらわれを生むので逆効果。むしろ、痛くても動けることを目標とすることで、結果的にすごく楽になったという患者さんがたくさんいる。痛いから、あれもできない、これもできないと行動を変化させるのが一番よくない

  • 心地よい音楽や香りで脳の報酬系を刺激すると、気分と痛みの両方を改善する

  • それでも痛みが長引く場合は、周囲に対して依存的になっていないか振り返って欲しい。「痛い時優しくしてくれる人がいると、痛みはなかなか治らない。痛いほうが得で、治ると損をするから」

  • 監修 牛田享宏医師(愛知医大学際的痛みセンター)、松平浩医師(東京大学22世紀医療センター

  • 痛みが長引く場合、下図の「恐れ回避モデル、fear-avoidance model」の左の悪循環におちいっていないか振り返ってみる必要があると考えています。

IMG_0990-2

恐れ回避モデル(悪循環のメカニズム)

広告

About this entry