低温やけどの湿潤療法 4

  • 低温やけどの湿潤療法を本人の同意を得て提示します。
  • 20代女性。一ヶ月前に行火(アンカ)で左下腿外側の低温やけどを受傷。近医皮膚科を受診。軟膏による治療開始。皮膚移植が必要といわれた。湿潤療法を希望して受傷一ヶ月目に初診。
  • 創面に痂皮が形成されていたので、局所麻酔下に除去。
  • 湿潤療法開始後3ヶ月後に創面の肥厚あり。一ヶ月おきに経過観察していたが、創面の変化が見られないため、夏井医師に相談申し上げたところ、「低温熱傷などで、上皮化がストップした場合は被覆材料をより吸収性の良い物に替える」とのアドバイスを頂く
  • 本人に伺うと、プラスモイストと皮膚のすき間から、浸出液が漏れていたとのことでした。
  • そこで、ズイコウパッド+ペットシーツに被覆材を変え、ペットシーツを滲出液の出具合に合わせて、頻回に替えるように変更しました。
  • その後、創の肥厚はなくなり、周辺から上皮化が進行
  • 受傷約一年で上皮化しました。
  • その他の湿潤療法例はここを参照
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初診時 痂皮あり

局麻下に痂皮を除去

局麻下に痂皮を除去

湿潤療法開始3ヶ月目 創面の肥厚あり

湿潤療法開始3ヶ月目 創面の肥厚あり

被覆材を吸収性がよい、ズイコウパッドとペットシーツい変更 創の肥厚がなくなり、周辺から上皮化

被覆材を吸収性がよい、ズイコウパッドとペットシーツに変更 創の肥厚がなくなり、周辺から上皮化

最終受診時、受傷12ヶ月目 上皮化終了

最終受診時、受傷12ヶ月目 上皮化終了

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