NHK スペシャル 腰痛・治療革命 2015/7/12

  • NHK スペシャル 2015/7/12のテーマは「腰痛・治療革命」でした。
  • 非常に有益な番組でしたので、以下に要約します。
    • 慢性腰痛患者において、脳のDLPFC(背外側前頭前野)の機能が低下していることがわかった。
    • DLPFCは脳に伝わる痛みの情報を抑制している。
    • 恐怖のストレスによりDLPFCの機能は低下し、痛みの情報が抑制されないので、痛みが増強する
    • 腰痛改善には恐怖の克服が大切
    • そのために、まず恐怖の克服を目的とした動画をみることで、38%(68/175人)の腰痛が改善
      • 動画はここにあります。
    • 次に腰を3秒伸ばす運動をした所、のこり107人中参加した70名の内、32人の腰痛が改善した
      • 腰痛患者は腰を前屈傾向。これを伸ばしても大丈夫と自信がつく→恐怖克服
      • 以上2つは松平浩准教授作成
    • 残りの改善しなかったタイプの腰痛に対しては、オーストラリアの痛み管理プログラム等が有用
      • 9人の参加者中8人の慢性痛が改善
      • それは2週間の心理療法と運動療法の組み合わせの治療
      • 心理療法は認知行動療法(CBT)と呼ばれる
  • 痛みの悪循環のモデルとして恐れ回避モデル(fear-avoidance model)があります。これは痛みを体験した時に、痛みを悲劇的に解釈し(恐怖)、不安になる。その結果過度に動かなくなり、廃用、拘縮、抑うつなどが起こる。そこで動くとまた痛みがおこり、また恐怖を感じるという悪循環です。正に”恐怖の克服”が悪循環から脱するキーポイントとなります。
  • 腰痛に対して、過去に安静が推奨されていました。そのため過度に安静にすることで、動くことへの恐怖が増すという悪循環に陥っている場合があります。現在は腰痛に対して、出来る範囲で動くことが推奨されています。
  • 当院では慢性痛に対して、認知行動療法も取り入れたアプローチを行っています。
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